今回の記事では私が延世大学の語学堂に決めた理由と、実際に通った感想を綴ります^^
※実際に通ったのはコロナ前の2019年9月〜2020年2月です。
候補の語学堂
私が候補に挙げていた語学堂は6校ありました。(多い)
韓国外国語大学、高麗大学、漢陽大学、慶煕大学、建国大学、延世大学です。
もともとどこの語学堂に行きたいという希望がなく、とにかくしっかり韓国語を学びたい、後々は仕事で韓国語を使いたいという気持ちをエージェントに伝えたところ、この6校が候補になりました。
特にしっかり勉強できるのは韓国外大か延世大学、その他4校も読み書き話しをバランス良く学べるとのことでした。
当時の私の情報収集ノートを振り返ってみましたが情報が古いので、特に変わっていると思われる費用面などの詳細は省略しつつ、私がどんな情報を集めて比較していたかを書いていきたいと思います。
情報収集は主に各学校のパンフレット、エージェントのHPや直接相談などで行いました。参考になるサイトを集めた記事はこちら!
比較した項目
どこの学校もメリットがあるので、自分が一番大事にしたいことは何かを考えました!
私が比較した項目はまず費用。費用と一言で言っても内訳はこれだけあります。
- 入学金
- 授業料
- 教材費
- 奨学金
- 寄宿舎家賃
次に、授業内容(何に重きを置いているか)を調べました。
※2019年当時のものなので、現在の情報は調べ直していただけたらと思います><
- 韓国外大…話す、聞く、読む、書くのバランスが取れた授業。規模が小さい大学でアットホームな語学堂。
- 高麗大学…会話、聞き取りに重点を置きながら読解、作文などバランスよくレベルの高い講師陣に教えてもらえる。トンアリ(サークル活動)がある。
- 漢陽大学…偏りが少ないカリキュラム。無料クラス(発音など)、有料クラス(TOPIK準備クラス)がある。
- 慶煕大学…最高の講師陣。担任制度。教材も素晴らしい。トウミが一番有名。有料クラス(TOPIK)。オンライン授業で日本でも復習できる。
- 建国大学…話す、聞く、読む、書く、発音とバランス良く学べる。復習にも重点をおき、アクティビティを通して学習効果高める。英語などの外国語講座も受講可。
- 延世大学…文法、読み、書きをしっかり教えてくれる。同じ級でも他の語学堂より1級高い内容。課題、発表が多い。
3つ目に、授業以外の学校生活について調べました。これもコロナ禍を通して変化している部分だと思いますので項目のみに省略させていただきます。
- トウミや言語交換プログラムの有無
- 課外活動(文化体験や宿泊体験)
- 生徒の国籍比率や人数
- 大学や語学堂の規模
- 語学堂生が利用可能な施設
- 学校周辺の環境(食堂、繁華街など)
大きく分けてこの3つだったように思います。
最初に私は費用が大事!と書きましたが、調べていくうちに自分が最も優先したいことがしっかり学ぶことだとハッキリしたので、授業内容×学校生活が一番自分の求めているものに近そうな学校を選ぼうと決めました。また、費用は家賃や自分の暮らし方しだいで削ることができるので、学業にかかるお金はケチらないことにしました!
語学堂決定までのプロセス
候補の学校を絞っていくことはかなり難しい作業でした。私が留学準備で最も時間がかかったことと言っても過言ではありません。
どんな葛藤を経て語学堂を決めたかを綴っていきたいと思います。
エージェントの留学説明会にいくつか参加
韓国専門の留学エージェントや、英語圏メインのエージェント数社の説明会や相談会に参加しました。そこで、韓国留学を専門にする会社とそれ以外にかなり差があるように感じました。
エージェントに関しては過去にまとめた記事があるので、もしご興味がありましたらご覧ください。
エージェントの説明会後の相談会で、上にあげた6校が候補となりました。
実際に韓国まで行って見学
パンフレットやインターネット、SNSで来る日も来る日も調べましたが、なかなか自分の行きたい語学堂のイメージがつきませんでした。
そこで、残すはフィーリングだ!と、直接現地に行って自分が留学生活を想像できそうな学校を探しに行きました。
語学堂だけでなく併設する大学キャンパスや、学生街の雰囲気までしっかり見ることができました。私のフィーリングでは2校まで絞ることができました。
行き詰まってエージェントに電話相談
見学から帰ってきてもなかなか最終決定が出来ずにいました。
候補の一つ目は延世大学。私の中で延世大学=韓国留学を連想するほどド定番で面白味がないなあと思っていました。また、延世は発表の授業が多いと聞いていたので、小心者の私には負担が大きいのではと言う心配もありました。しかしたくさんの人が延世大学を選ぶにはそれほどの理由があるし、一番におすすめされたのが延世大学だったこと、見学に行った時に一番しっくりきたことで捨てられずにいました。
候補の二つ目が建国大学。建大に初めて行った時に、街の様子もキャンパス内も気に入ってしまいました。延世ほど定番でもないし、人とは違う面白い経験ができるんじゃないかと思う気持ちで揺れていました。
さらに、候補に全くなかったダークホースが登場。成均館大学の語学堂です。理由は、当時1学期が2ヶ月という他の語学堂とは違うスタイルで、半年の留学で3つの級を勉強できるという点で、貪欲な私のための学校かな?と思いました。
これ以上考えても埒が開かないと、韓国専門の留学エージェントへ電話相談を依頼しました。
あなたはどういうスタイルで勉強したいの?勉強以外にしたいこととか無いの?という問いかけに私は困ってしまいました。勉強がしたかったので。他にしたいことなんてありませんでした。それほど真剣に韓国語を勉強したいと思っているのに、なぜ延世大学にしないの?と聞かれ、自分が不安に思っていたことを話すと、将来仕事で韓国語を使いたいのに韓国語を話す勉強はしないの?と。グサッときました。
どこの学校にもスピーキングはある。ある程度の級になったら必要だからどこもやるんだよ。同じ級の人はみんな同じレベルだから大丈夫だよ!と勇気付けてくださいました。
その言葉を受け、延世大学に行くことに決めました。
実際に通った感想
半年間通った感想を・・・と思いましたが長くなってしまいそうなので次回の記事へ続きます。すみません><
コメント