理由なんてシンプルでいい!|私が退職してまで留学したかった理由

韓国留学

留学ってなんかすごい人がすることっぽい…。

留学をするにはたいそうな理由がないといけないような気がしてしまいませんか?私もそうでした。特に社会人になってからの留学は…。私はシンプルな理由だったのを無理やり正当化し最終的には若干見失いました(笑)だからこそ伝えたい、理由なんてシンプルでいいんです!

私が留学したかった理由

順風満帆に見えて何かが足りない

新卒で入った会社は人間関係も仕事内容もとっても楽しかったし、私に合っていたと思います。――でも何か足りない。

そう思い始めたのは、結婚を考えるようになった頃でした。もしあのまま仕事を続け、恋人と結婚していたら、今頃きっと平凡で幸せでお金に困らない生活をしていたでしょう。しかし、若かった私はこのままではいけないと思うようになりました。(なんという贅沢者め!数年後の私より)

自分は何がしたいのか。考えていると、うっすらと「いつか韓国に住んでみたい」と思っていたことを思い出しました。結婚したら住めなくなる。コーヒー片手にソウルの街を颯爽と歩く自分の姿は鮮明にイメージできているのに。。(イメトレだけは完璧)

それって私、後悔しないかな?

転職したかった

同時に、「韓国に関わる仕事をしたい」という気持ちも登場。

今も悪くはない仕事だけど、一日の多くを占める時間だからこそ無駄に過ごしているような気がして、だったら自分の好きなことを共有できる人が集まるところで、好きなことを仕事にしたいと思うようになりました。この感覚は社会人を経験したからこそ持ったものだったと思います。

実際、私は田舎の古い気質の会社に勤めていたからか韓国好きが周りからあまり受け入れられず、若干引かれていました。

韓国に関わる仕事をするなら韓国語ができないと!→留学行く理由これだ!と、留学理由を正当化することに成功しました。

誰かを妬みながら生きる人生に終止符を

SNSもまた、私を悩ませる一つの要因でした。SNSの世界では自分の知りたい情報を簡単に得ることができる反面、見たくないものまで溢れかえっています。

自分がやりたかったことや諦めたことをキラキラと発信している人たちが図らずも見えてしまう。

もしこのまま留学したい気持ちを押し殺して生きたら、SNSの中の見ず知らずの人たちを見ては羨ましく思うんだろうな。諦めることは「自分の選択」であることを差し置いて、誰かのせいにしてしまうんだろうなと、容易に想像ができました。 そんなわかりきった未来の自分の姿が辛くて、悔しくて、後悔したくないという気持ちが強くなったように思います。

結局は「後悔したくない」という気持ち

もともとは「韓国に住んでみたい」から始まった今の生活への物足りなさを転職に繋げ、「留学は転職のためだ!」とすることで正統性を得た私の留学ですが、振り返って根本にあったのは「後悔したくない」というシンプルなものでした。

留学を終えて1年半ほど経つのですが、今思うことは「後悔したくない」だけでも十分に留学の理由になるということです。私は帰国のタイミングがちょうどコロナ禍スタートどんぴしゃだったので、目標に掲げた韓国に関わる仕事への転職は諦めてしまいましたが、唯一達成できた「後悔しなかったこと」には満足しています。

コロナ禍を迎え、やりたいことが不可抗力で思うようにできないという時代となりました。留学のように大きなイベントではなくても些細な「あの時(コロナ前に)しておけばよかった」がどんどん積み重なっていく毎日でなおさら強く思います。

コロナ禍が教えてくれた、やりたいことはいつでもできるわけではないということ。だからこそ「後悔したくない」が理由でもいいんじゃないかなという話でした(*˙˘˙*)ஐ

もちろんその先の目標やビジョンがあるともっと素敵な未来が待っているかもしれませんけどね♬

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